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小説 中級 19分

ユールログを囲んで:ノルウェーのクリスマス

ペーター・クリスティン・アスビョルンセン

'Round the Yule-Log: Christmas in Norway / Peter Christen Asbjørnsen

ユールログを囲んで、古き物語と伝統が息づくノルウェーのクリスマスイブへと時を遡る。

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クリスチャニア(オスロ)の陰鬱なクリスマスイブ、病み上がりの士官は孤独と故郷への郷愁を感じながら、二人の老姉妹の家に滞在している。彼女たちの昔ながらの習慣と町の過去の物語が、ノルウェーのクリスマスの伝統と民間伝承のコレクションへの序章となる。

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Green cloth cover with black lettering, illustrated with a picture of a woman in traditional Norwegian costume hanging washing out to dry
Picture of a troll pulling girl by the arm

ユール・ログをかこんで

ノルウェーのクリスマス

さく

P・C・アスビョルンセン

ほんやく H・L・ブレクスタ

Picture of a laughing troll

ボストン デイナ・エステス社 しゅっぱんしゃ

エステスとローリアットによる

すべてのけんりはまもられています

コロニアルいんさつ

C・H・シモンズ&Co. がいんさつしました。

アメリカ マサチューセッツ州 ボストン

[5ページ]

ユール・ログをかこんで。

わたしのまどのむかいにある、ふるい木々のあいだを、かぜがビュービューとふきぬけていました。どうりにはゆきがふきつけ、空はまっくらです。ここはクリスチャニアという町で、十二月の空はとてもくらかったのです。わたしのきもちも、その空とおなじようにくらくなっていました。その日はクリスマスイブでした。あたたかいだんろのある家からはなれてすごす、はじめてのクリスマスイブです。わたしはさいきん、ぐんたいですこしえらくなりました。だから、このお休みに家に帰って、年をとったお父さんとお母さんをよろこばせてあげたかったのです。それに、じぶんのりっぱなすがたを、村の女の人たちに見せたいとも思っていました。でも、ねつを出してびょういんに入ってしまったのです。びょういんを出たのは、やっといっしゅうかんまえのことでした。今は、びょうきがだんだんよくなってきているところです。わたしは家に手紙を書きました。「馬とそりと、お父さんのけがわのコートをとどけてください」と。でも、その手紙がわたしの家につくのは、クリスマスの次の日ごろでしょう。馬がこの町にやってくるのは、お正月の前の日よりもあとになってしまうのでした。

わたしのともだちは、みんな町を出ていきました。お休みのあいだ、いっしょにすごせるかぞくもいませんでした。わたしがとまっていたおうちには、としをとった女の人がふたりいました。とてもしんせつでやさしい人たちで、わたしが病気になったときは、いっしょうけんめいおせわをしてくれました。でも、この女の人たちのかんがえかたやくらしかたはすこし古くて、わかいわたしにはあまりおもしろくありませんでした。ふたりはいつも昔のことばかりかんがえていました。そして、よく町のことや、人たちのくらしのむかしばなしをしてくれました。そのお話のないようも、やさしい話し方も、わたしにずっと昔の時代を思い出させました。[Page 6]

Picture of two old maids

その女の人たちと、その人たちがすんでいるお家は、ふんいきがとてもよくにていました。そのお家は、「カスタム・ハウス通り」というところにある古い家でした。まどは奥にあり、ろうかやかいだんは長くて暗く、へやも屋根うらも薄ぐらいのです。おばけやようせいが出てきそうだと思ってしまうほどでした。それは、モーリッツ・ハンセンという人が書いた「フードをかぶったおばあさん」というお話に出てくる、まさにあのお家だったかもしれません。ふたりに会いに来る人は、とても少なかったです。けっこんした妹とその子どもたちのほかには、お話があまりおもしろくない、としをとった女の人がふたり来るだけでした。このくらしの中でのたった一つの楽しみは、かわいいめいっ子と、その子の元気ないとこたちでした。その子たちはいつもわたしに、おとぎばなしや物語を話してと、おねがいするのでした。

わたしは、さびしくて、かなしい気もちをまぎらわそうと、窓(まど)から外(そと)をながめました。ゆきと風(かぜ)のなかを、はなをあおくして、めをほそめて、いったりきたりする人(ひと)たちがいました。道(みち)のむこうにある、おくすりやさんの店(みせ)のにぎやかなようすを見(み)るのは、たのしいことでした。店(みせ)のドアは、ほとんどしまることがありませんでした。おてつだいさんや、のうふの人(ひと)たちが、つぎつぎと入(はい)ったり出(で)たりしていました。そして、そとに出(で)てから、びんのラベルや、つかいかたをじっと見(み)ていました。わかる人(ひと)もいるようでしたが、ながくかんがえこんで、くびをかしげる人(ひと)もいて、むずかしそうでした。だんだん、くらいゆうぐれになってきました。もう人(ひと)の顔(かお)は見(み)わけられなくなりましたが、わたしはふるい建物(たてもの)を見(み)つめていました。そのおくすりやさんの家(いえ)は、いまでも「はくちょう」とよばれています。くらくて、あかちゃいろのかべ、とがった屋根(やね)や塔(とう)、風見鶏(かざみどり)や格子(こうし)まどのついた、クリスチャン四世クリスチャンよんせいという王様(おうさま)の時代(じだい)の建物(たてもの)のようすをいまに伝(つた)えるものでした。その「はくちょう」は、いまも昔(むかし)も、首(くび)に金(きん)の輪(わ)をつけ、とげのあるブーツをはき、いまにも飛(と)び立(た)ちそうな羽(はね)を広(ひろ)げた、とてもりっぱで、おちついた鳥(とり)のように見(み)えました。わたしは、とらわれた鳥(とり)たちのことを考(かんが)えようとしたとき、となりのへやから、こどもたちのさわぐ声(こえ)や笑(わら)い声(ごえ)が聞(き)こえてきて、じゃまされました。そして、やさしい、おばあさんのようなノックの音(おと)がドアにしました。[Page 7]

Picture of an old maid knocking at the door

わたしが「どうぞ」と入(はい)るようにお願(ねが)いすると、大家(おおや)さんの、年上(としうえ)のメッテMetteさんという女(おんな)の人が、へやに入(はい)ってきました。[Page 8]昔(むかし)ながらのていねいなおじぎをして、わたしが元気(げんき)かどうかたずねてくれました。そして、かしこまらずに、今夜(こんや)はみんなのところに来(き)て、ゆっくりしていってほしいと誘(さそ)ってくれました。「くらいへやで、こうして一人(ひとり)でいるのは、あなたにとってよくありませんよ、親愛(しんあい)なる少尉しょういさん。」と、メッテMetteさんは言(い)いました。「さあ、いますぐわたしたちのところにいらっしゃいませんか?スカウSkauおばあさんと、わたしの弟(おとうと)の小(ちい)さなむすめさんたちが来(き)ていますよ。きっと、あなたを少(すこ)しは楽(たの)しませてくれるでしょう。[Page 9]あなたは、かわいらしいこどもたちが、とてもお好(す)きですからね。」

Picture of an old woman wearing a cap

わたしは、やさしいさそいをうけました。へやにはいると、おおきなしかくいストーブで、まきがもえさかっていました。そのひが、ひろくあいたドアから、おくふかいへやを、あかいゆらゆらしたひかりでてらしていました。へやは、ふるいかたちのものでかざられていました。せもたれがたかいロシアがわのいすや、ドレスをきるためのまっすぐなすわりごこちのながいすが、おいてありました。かべには、[Page 10]あぶらえがかざってありました。かみがしろいこなでかためられたかたいおんなのひとや、かつらをつけたオールデンボーグOldenborgのひとたち、よろいやあかいコートをきた、りっぱなひとたちのえでした。

しょういLieutenantさん、まだろうそくをつけていなくて、ほんとうにごめんなさいね」と、シシリーCicelyおじょうさんがいいました。シシリーCicelyおじょうさんは、いもうとで、いつも「シリーCilly」とよばれていました。わたしの方へきて、おねえさんそっくりに、おじぎをしました。「でも、こどもたちは、ゆうがたのうすぐらいじかんに、このひのまえでころころあそぶのが、だいすきなんです。それに、スカウSkauおくさんも、だんろのそばでしずかにおしゃべりするのが、たのしいみたいなんです」

「あら、おしゃべりなんて、どこでもいいじゃない!シリーCilly、あなただって、ゆうがたのうすぐらいじかんに、ちょっとしたうわさばなしをするのが、いちばんすきなんでしょう?そして、そのせいをわたしたちになすりつけるのね」と、みんながスカウSkauおばさんとよぶ、ぜんそくもちのとしをとったおばあさんがこたえました。

Picture of the narrator looking at the paintings

「あら!こんばんは、だんなさま」と、おばあさんはわたしにいいました。じぶんのふくらんだおおきなからだを、できるだけりっぱにみせようと、せすじをのばしました。「さあ、ここにすわって、げんきにしているかおしえてちょうだい。でも、ほんとうに、あなたはほねと皮ばかりじゃないの!」

わたしは、じぶんのびょうきのことを、ぜんぶおばあさんに話さなければなりませんでした。そのかわりに、おばあさんの[Page 11]りゅうまちと、ぜんそくのびょうきのことを、とてもながくくわしく聞かされました。さいわいなことに、その話は、こどもたちが台所からさわがしくもどってきたことで、とちゅうでやめになりました。こどもたちは、台所で、このいえにずっといるスティーネStineおばあさんにあいにいっていたのです。

「おばさん、シュティーネがなんて言ったか知ってる?」と、ちいさなちゃいろいめのかわいい子がさけびました。「こんばん、いっしょにわらぐらへ行って、こびとにクリスマスのおかゆをあげようって言うの。でも、わたし行かない。こびとがこわいんだもん!」

「きにしないで、かわいい子。シュティーネは、あなたをからかっているだけだよ。あのこわがりのおばあさん、くらいわらぐらにはじぶんでは行けないんだからね。だって、むかし、じぶんもこびとにこわいおもいをしたのをよく知ってるんだから。」と、メッテさんが言いました。「でも、みんな、しょういさんに『こんばんは』って言わないの?」

「あっ、しょういさんだ!わからなかったよ。なんだか、かおがしろいね!ひさしぶりに会ったね!」と、子どもたちがみんなでいっせいにさけびながら、わたしのまわりに集まってきました。

「さあ、なにかとってもたのしいお話をしてよ!お話を聞くの、ひさしぶりだもんね。ねえ、しょういさん、キンポウゲのお話をしてよ。キンポウゲとゴールデントゥースのお話をして!」

わたしは、キンポウゲと犬のゴールデントゥースのお話をしました。でも、それだけではゆるしてくれませんでした。そこで、おまけに、ヴァーゲルとビューレのちいさなこびとたちのお話もしてあげました。そのこびとたちは、おたがいのわらをぬすんでいて、さいごには、わらをせおったまま出会って、わらのほこりのなかへきえるまでけんかしたのです。[Page 12]それから、ヘッセルベルクのちいさなこびとのお話もしました。そのこびとは、おうちの犬をからかって、お百姓さんが出てきて、こびとを納屋の橋の上から投げとばしたのです。子どもたちは、大よろこびで手をたたき、げんきにわらいました。

Picture of two brownies fighting

「わるいこびとには、ざまあみろだね!」と、子どもたちはさけんで、また別のお話をせがみました。

「よし、」とわたしは言いました。「それじゃあ、ペールギュントGyntとトロルのお話をしてあげよう。」

むかしむかし、クヴァムというところに、ペールギュントGyntという名前のかりゅうどが住んでいました。ペールギュントGyntは、いつも山をあるきまわって、くまやヘラジカをさがしていました。そのころの山には、いまよりもたくさんの森があって、だから、たくさんのけものがいたのです。

ある、クリスマスがくるすこまえのことです。ペーターはたびました。
ドーレフェルというところに、ある農家のうかがあるといていました。その農家のうかには、クリスマスのまえばんになると、たくさんのトロルがやってくるのです。
だから、そのいえひとたちは、近所きんじょいえ避難ひなんしなければなりませんでした。
ペーターはそこへきたいとおもいました。トロルにって、やっつけられるかどうかためしてみたかったからです。
ぼろぼろのふるふくて、っていたしろいクマをれてきました。それから、きり、まつやに、ひももってきました。
農家のうかに着くと、なかはいって、「めてください」とたのみました。[Page 13]

Picture of Peter Gynt and his tame white bear

「ああ、こまった!」と、農家のうかひといました。「おめすることはできませんよ。[Page 14]わたしたちも、もうすぐこのいえて、まる場所ばしょさがさなければならないのです。なぜなら、クリスマスのまえばんにはいつもトロルがここにやってくるからです。」

でもペーターは、トロルをせるだろうとおもいました。まえにもそういうことをしたことがあったからです。それで、まることをゆるしてもらい、おまけにブタのかわももらいました。
クマは暖炉だんろのうしろに寝転ねころびました。[Page 15]ペーターはきり、まつやに、ひもをして、ブタのかわをぜんぶ使つかって、とてもおおきなくつつくはじめました。
くつをしっかりめられるように、つよいロープをひもにしました。そして最後さいごに、ぼう二本にほんって準備じゅんびしました。

しばらくすると、トロルたちがやってくるおとこえてきました。バイオリンをひと一緒いっしょでした。
あるトロルはダンスをはじめ、またあるトロルはテーブルのうえにあるクリスマスのごちそうをはじめました。それは、いたベーコンや、いたカエルやヒキガエル、そしてトロルたちがってたほかの気味きみわるいものでした。
そのあいだに、トロルたちの何匹なんびきかが、ペーターがつくったくつつけました。とてもおおきなあしぬしくつちがいないとおもいました。
みんな一度いちどいてみたかったので、それぞれあしれました。でもペーターはいそいでロープをきつくめ、ぼう一本いっぽんってロープをそれにきつけました。そして最後さいごには、トロルたちをくつなかにしっかりしばりつけることができました。

ちょうどそのとき、クマがねていただんろのうしろから、はなをだしました。なにかをいためているにおいがしたのです。

「ねこちゃん、ソーセージをたべるかい?」と、トロールのひとりがいいました。そして、あついカエルをクマのくちのなかに、ぽいっとなげこみました。

「ねこちゃん、やつらをひっかいておやり!」と、ピーターがいいました。

クマはとてもおこって、トロールたちにおそいかかり、からだじゅうをひっかきました。ピーターはもういっぽうのてこぼうをもち、トロールたちを、あたまをこわしてしまうかのようにたたきました。トロールたちは、とうとうにげていきました。でも、ピーターはのこって、クリスマスのおいしいごちそうを、まるまるいっしゅうかんたのしみました。そのあと、トロールたちは、なんねんものあいだ、そこにはあらわれませんでした。

なんねんかたったあと、クリスマスのころ、ピーターはおやすみのためのおきぎをきるために、もりへでかけていました。すると、トロールがピーターのところにきて、さけびました。

Picture of a troll shouting at Peter Gynt

「おまえのあの、おおきなねこは、まだいるのかい?」[Page 16]

「ああ、はい!あの子は、だんろのうしろのいえにいますよ」と、ピーターはいいました。「それに、あの子には、じぶんよりももっとおおきなこねこが、ななひきもいるんですよ」

「それなら、もうきみのところには、ぜったいにいかないよ」と、トロールはいいました。そして、ほんとうに、もうこなかったのです。

こどもたちはみんな、このおはなしにとてもよろこびました。

「もうひとつ、おはなしをして、しんあいなるしょういさん!」と、みんなでいっせいにさけびました。

「だめよ、だめよ、こどもたち!しょういさんをこまらせすぎよ」と、シシリーおじょうさんがいいました。「メッテおばさんが、いまからおはなしをしてくれるわよ」

「うん、してして、おばさん、して!」と、みんながいっせいにさけびました。

「なにをおはなししようか、はっきりとはわからないけれど」と、メッテおばさんがいいました。「でも、こびとさんたちのおはなしをしはじめたのだから、こびとさんたちのおはなしを、あなたたちにもしてあげようとおもいます。あなたたちは、もちろん、ふるいカリ・ガウスダールさんをおぼえていますね。ここにきてパンをやいてくれた、そして、いつもたくさんのたのしいおはなしをしてくれた人です」[Page 17]

「ああ、はい、はい!」と、こどもたちはさけびました。

あのね、おばあさんのカーリKariさんがね、おしえてくれたの。むかし、こどもたちがすむいえ(ようごしせつ)ではたらいていたんだって。そのころは、いまよりもっと、まちのそのへんはさびしくて、くらいところだったんだって。そのいえはね、くらいしずかなところだったんだよ。さて、カーリKariさんがそこへきたとき、りょうりをつくるひとだったの。とてもかしこくて、じょうずなひとだったんだ。あるひ、カーリKariさんは、あさとてもはやくおきて、おさけをつくるしごとをしなくちゃいけなかったの。すると、ほかのひとたちがカーリKariさんにいったんだ。

Picture of Kari swinging the burning log

「『あまりはやくおきないほうがいいよ。2じになるまえは、おなべの下にひをつけちゃだめだよ。』」

「『どうして?』と、カーリKariさんはききました。」

「『ここにブラウニーBrownieがいるのをしらないの?あのひとたちは、そんなにはやくおこされるのがきらいなんだよ』と、みんなはいったんだ。『だから、2じになるまえは、ぜったいにひをつけちゃだめだよ。』」

「『それだけ?』と、カーリKariさんはいったよ。カーリKariさんは、ぜんぜんこわがらないひとだったんだ。『わたしは、あなたたちのブラウニーBrownieなんて、かんけいないわ。もしわたしのおじゃまをするなら、きっと、とびらをこえて、ひっくりかえしてやるわ!』」

ほかのひとたちはカーリKariさんにちゅういしたけれど、カーリKariさんはすこしもきにしなかったよ。つぎのあさ、とけいが1じをうつとすぐに、カーリKariさんはおきて、おさけをつくるいえのおなべの下にひをつけました。でも、ひはすぐにきえてしまったんだ。だれかがまきのきれはしをいろりのまわりにほうりなげているようだったけれど、だれだかカーリKariさんにはみえなかったよ。カーリKariさんは、まきのきれはしをひとつずつあつめたけれど、だめだったんだ。えんとつも、けむりをすいこんでくれなかったよ。カーリKariさんは、ついにいやになって、もえているまきのきれはしをひとつとって、へやじゅうをかけまわったんだ。それをたかくあげたり、ひくくしたりしながら、『もといたところへかえりなさい!わたしをおどかせるなんておもったら、まちがいよ!』とさけびました。『このやろう!』と、だれかがくらいかたすみで、ひそひそとさけんだよ。『このいえには、いままで7にんのたましいがいたんだ。ぜんぶで8にんになるはずだったのに!』『でも、それからというもの、だれもそのいえでブラウニーBrownieをみたりきいたりすることはなかったんだ』と、カーリKariガウスダールGausdalさんはいったよ。[Page 18]

「こわくなってきたよ!」と、こどもたちのひとりが言いました。「だめだよ、もっとおはなしをしてよ、しょういさん。しょういさんがおはなしをしてくれると、ぜんぜんこわくないんだ。だって、いつもたのしいおはなしをしてくれるからね。」べつのこどもが、「ブラウニーブラウニーハリングハリングダンスをラッシーラッシーといっしょにおどったおはなしをしてほしいな」といいました。そのおはなしは、うたをうたうところがあったので、わたしはあまりすきではありませんでした。でも、こどもたちはどうしてもゆるしてくれません。わたしは、のどをならして、じまんできないへたなこえで、そのおはなしのハリングハリングダンスをうたおうとしたときでした。まえにおはなしした、かわいいめいっこがへやにはいってきました。こどもたちはとてもよろこび、わたしもたすかりました。

「さあ、かわいいみんな、リジーリジーおねえさんがハリングハリングのうたをうたってくれるなら、おはなしをしてあげようね」と、わたしは、めいっこがすわったときに言いました。「それから、みんなでダンスをおどるんだよ、いいかい?」

リジーリジーおねえさんは、こどもたちに「うたって!うたって!」と、たくさんたのまれました。そして、うたうことをやくそくしてくれました。そこで、わたしはおはなしをはじめたのです。

Picture of the girl lying in the hay-loft

むかしむかし、あるところに、ハリングダールHallingdalというむらだったとおもいますが、ひとりの女の子おんなのこがいました。[Page 19]そのは、屋根裏やねうらくさ部屋へやに、ブラウニーBrownieという妖精ようせいのために、クリームがはいったおいしいおかゆをっていくようにわれました。それが木曜日もくようびだったか、クリスマスのまえばんだったか、おもせませんが、たぶんクリスマスのまえばんだったとおもいます。さて、その女の子おんなのこは、「こんなおいしいものをブラウニーBrownieにあげるのはもったいないな」とおもいました。だから、おかゆを自分じぶん全部ぜんぶたべて、とけたバターものこさずたべてしまいました。そして、かわりにぶたのえされに、ただのオートミールのおかゆとすっぱいミルクをれて、くさ部屋へやっていきました。「さあ、これで十分じゅうぶんでしょう、ブラウニーBrownieさん」と彼女かのじょいました。でも、その言葉ことばわるかわらないうちに、ブラウニーBrownie彼女かのじょまえちました。彼女かのじょこしつかつかんで、いきくるしくなるまで、ずっとおどつづけました。あさになって、みんながくさ部屋へやたとき、彼女かのじょきているのがやっとという状態じょうたいでした。「でも、おどっているあいだずっと、ブラウニーBrownieうたっていました」(そして、いとこのリジーLizzieブラウニーBrownieやくになって、ハリングHallingきょくうたいました)

わたしは、あしゆかをどんどんみならして、拍子ひょうしるのを手伝てつだいました。そのあいだ子供こどもたちは大声おおごえたのしそうに、部屋へやなかをはしゃぎまわっていました。

みんなみんな、おうちをひっくりかえしちゃいそうだよ!」[Page 20]と、おばあさんのスカウSkauさんがいました。「もししずかにしたら、おはなしをしてあげましょうね」

子供こどもたちはすぐにしずかになりました。そして、スカウSkauおばあさんは、つぎのようにはなはじめました。

Picture of a Brownie hurling dishes on the floor

「みんなは、ブラウニーようせいようせいフェアリーたちのことをよくくでしょう。でも、わたしはそんなもの、あまりしんじていません。わたしは、どちらもたことがありませんからね。もちろん、わたしはこれまで、あまりいろいろ色々ところったわけではありませんが、ぜんぶうそだとおもっています。でも、台所だいどころにいる年寄としよりのスティーネStineさんは、自分じぶんブラウニーようせいたことがあるといます。わたし大人おとな仲間入なかまいりをしたころ、彼女かのじょわたし両親りょうしんいえはたらいていました。彼女かのじょは、船乗ふなのりをやめた船長せんちょうさんのいえからたのです。そこはとてもしずかな場所ばしょでした。船長せんちょうさんは、毎日まいにち波止場はとばまでしか散歩さんぽしませんでした。みんなはいつもはやていました。ひとびとは、そのいえにはブラウニーようせいがいるとっていました。あるばんのこと、スティーネStineさんと料理人りょうりにんさんが自分じぶんたちの部屋へやで、ふくなおしたりつくろったりしていました。時間じかんちかづいていました。夜警やけいさんがもう『10だよ!』とさけんでいたからです。でも、なぜかつくろものものはとてもゆっくりとしかすすみませんでした。しょっちゅう『眠気ねむけ妖精ようせい』がて、二人ふたりにいたずらをしていたのです。ある時あるときスティーネStineさんがこっくりこっくりと居眠いねむりをして、つぎ料理人りょうりにんさんのばんでした。ふたりともけていられませんでした。そのあさはやくからきて洗濯せんたくをしていたからです。でも、そうやってすわっていると、台所だいどころしたかいで、ものすごいおとがしました。スティーネStineさんはさけびました。『ああ、神様かみさま、おたすけください!あれはきっとブラウニーようせいだわ!』彼女かのじょはとてもこわくて、ほとんどあしうごかすこともできませんでした。でも、ついに料理人りょうりにんさんが勇気ゆうきして台所だいどころりてきました。そのあとスティーネStineさんがぴったりとついてきました。[Page 21]台所だいどころのドアをけると、おさらがぜんぶゆかちていましたが、どれもれていませんでした。[Page 22]ブラウニーようせいおおきな台所だいどころのテーブルのうえあか帽子ぼうしをかぶってっていて、おさらつぎからつぎへとゆかげつけては、[Page 23]とてもたのしそうにわらっていました。料理人りょうりにんさんは、ブラウニーようせいにとてもしずかな場所ばしょおしえてあげると、べついえしてくれることがあるといていました。彼女かのじょながあいだ、このブラウニーようせいにいたずらをしかける機会きかいっていたので、勇気ゆうきしてかれはなしかけました。そのとき彼女かのじょこえはすこしふるえていました。『かいのブリキブリキ職人しょくにんさんのいえしたほうがいいですよ。そこはとてもしずかで気持きもちがいいですよ。なぜなら、毎日まいにちよる9にはいつもてしまうからです。』これは本当ほんとうのことでした。と、料理人りょうりにんさんはあとスティーネStineさんにはなしました。でも、そのいえ主人しゅじん弟子でしたちはみんな、毎日まいにちあさ3きて、一日中いちにちじゅうカンカンとおとてて仕事しごとをしていたので、ものすごい騒音そうおんだったのです。そのから、船長せんちょうさんのいえではもうブラウニーようせいかけなくなりました。かれは、ブリキブリキ職人しょくにんさんのいえ一日中いちにちじゅうカンカンとおとてていても、すっかりいたようでした。でも、ひとびとは、そのいえおくさんが毎週まいしゅう木曜日もくようびばんに、屋根裏部屋やねうらべやお粥おかゆいてあげていたとっていました。だから、いえブラウニーようせいがいて、かれらがうまくいって[Page 24]金持かねもちになったのも不思議ふしぎではありません。スティーネStineさんは、ブラウニーようせいものはこんでてくれたとしんじていました。それが本当ほんとうブラウニーようせいだったのかどうかは、わたしにはわかりません」と、スカウSkauかあさんは最後さいごいました。そして、彼女かのじょにとってめずらしくながいこのはなしかたえると、せきこんでいきまりました。

Picture of the gude-wife putting porridge in the garret

かのじょは はなに いれる こなを すこし つかうと、きもちが よくなりました。まえのように げんきになって、はなしを はじめました。

「わたしのおかあさんは、じつは うそを いわない ひとでした。そのおかあさんが、このまちで クリスマスの まえの よるに おこった おはなしを してくれました。わたしは それが ほんとうだと しっていますよ。ははは けっして うそを いいませんでしたからね。」

「ぜひ きかせてください、スカウさん。」と、わたしは いいました。

「うん、おしえて、おしえて、スカウおかあさん!」と、こどもたちが さけびました。

かのじょは すこし せきをして、また はなに いれる こなを すこし つかいました。それから、はなしを つづけました。

Picture of a Church with light streaming from the windows

わたしのおかあさんが、まだわかいころのおはなしです。おかあさんは、ときどきしっているおばあさんのいえにあそびにいきました。そのおばあさんは、ごしゅじんをなくしたかたでした。なまえは、ええと、なんというなまえだったかしら?ああ、そうそう、エヴェンセン夫人ふじんでした。エヴェンセン夫人ふじんは、もうとしをとっていましたが、とてもげんきなかたでした。でも、そのおばあさんが、ミルまちのうえのほうにすんでいたのか、それともちいさな教会きょうかいおかのそばのかどにすんでいたのかは、はっきりわかりません。さて、あるクリスマスイブのよるのことです。ちょうどこんばんのようなよるでした。エヴェンセン夫人ふじんは、クリスマスのおいのりのかいこうとおもいました。夫人ふじんはいつも教会きょうかいくのがきでしたから。それで、ねるまえに、おてつだいのおんなのこにコーヒーを用意よういしておいてもらいました。あさ、あたたかいコーヒーをめば、とても元気げんきがでるとおもっていたからです。夫人ふじんをさますと、お部屋へやつきひかりがさしこんでいました。とけいをようときあがると、とけいはとまっていて、はりは11半をさしていました。いまがなんなのか、まったくわかりません。それで、まどにって、こうの教会きょうかいました。[Page 25]教会きょうかいのすべてのまどから、あかりがもれていました。「たいへん、ねすごしてしまったわ!」夫人ふじんはそうおもいました。おてつだいのおんなのこをんで、コーヒーを用意よういするようにいました。そのあいだに、夫人ふじんふく着替きがえました。そして、夫人ふじん賛美歌さんびかほんって、教会きょうかいかけました。みちはとてもしずかで、教会きょうかいくまでに、だれにもいませんでした。教会きょうかいなかはいると、夫人ふじんはいつものせきにすわりました。でも、まわりを見渡みわたすと、そこにいるひとたちがみんな、とても顔色かおいろがわるくて、へんにえました。まるで、みんなんでいるみたいでした。夫人ふじんは、だれもりませんでした。でも、何人なんにんかのひとは、まえにどこかでたことがあるようながしました。いつ、どこでたのかは、どうしてもおもせませんでした。牧師ぼくしさんが説教壇せっきょうだんがってきました。その牧師ぼくしさんは、このまち牧師ぼくしさんではありませんでした。せがたかくて、顔色かおいろのわるいおとこひとでした。でも、そのかおは、どこかでたことがあるようながしました。牧師ぼくしさんは、とてもじょうずにお話はなしをしました。いつもクリスマスのおいのりのかいでは、ゴホンゴホンとせきをしたり、こえをならしたりするおとがします。でも、このは、そんなおとはまったくしませんでした。[Page 26]とてもしずかで、ゆかはりがおちるおとこえそうなほどでした。あまりにしずかすぎて、夫人ふじんはなんだかちつかない気持きもちになってきました。またうたがはじまると、夫人ふじんのとなりにすわっていたおんなひとが、夫人ふじんのほうにをかがめて、みみにささやきました。「上着うわぎをかるく羽織はおって、すぐにここからきなさい。もし、おいのりのかいがおわるまでここにいたら、あなたも大変たいへんなことになってしまうわ。ここにいるのは、みんなんだひとたちなのよ。」

「ああ、スカウおかあさん、こわいよ、こわいよ!」と、こどもたちのひとりが、しくしくないて、いすのうえによじのぼりました。

Picture of a girl running from the church

「しーっ、しーっ、おちついて!」と、スカウおかあさんがいいました。「あのひとは、ぶじににげられたんだから、きいてごらん!おばあさんが、となりのひとのこえをきいて、ふりむいてみました。すると、びっくり!そのひとは、むかししんでしまった、おばあさんのごきんじょさんだったのです。きょうかいのなかをみまわすと、ぼうさんや、ほかのひとたちも、みんなむかししんでしまったひとたちだと、おばあさんはおもいだしました。おばあさんは、からだがぞっとするほど、とてもこわくなりました。となりのじょせいがいうとおり、おばあさんはマントをかるくからだにまいて、いすからでました。でも、みんながおばあさんをふりむいて、てをのばしているようにかんじました。あしがふるえて、きょうかいのゆかにたおれてしまいそうでした。そとにでて、かいだんについたとき、マントをつかまれたようにかんじました。おばあさんはマントをはなして、そのままいそいでいえにかえりました[Page 27]。ドアについたとき、とけいが「いちじ」といいました。いえにはいるころには[Page 28]、おばあさんはこわくて、しんでしまいそうでした。あさになって、ひとびとがきょうかいにいくと、かいだんのうえにマントがおちていました。でも、それはこなごなにやぶれていました。わたしのおかあさんは[Page 29]、そのマントをまえによくみていましたし、やぶれたかけらもみたとおもいます。でも、それはたいせつなことではありません。そのマントは、みじかいピンクのウールのマントで、けがついていて、ふちどりもありました。わたしがこどものころには、まだみんながきていたものです。いまは、ほとんどみかけませんが、まちのおばあさんたちや、「ホーム」にいるおばあさんたちが、クリスマスにきょうかいできているのを、わたしはみたことがありますよ。」

Picture of a young woman holding a bible

お話のさいごのほうで、こどもたちはとてもこわがっていました。そして、「もうこんなこわいお話は聞きたくない」と言いました。こどもたちは、ソファやいすの上にのぼっていました。それでも、テーブルの下からだれかが足をひっぱっているようにかんじたのです。とつぜん、へやにあかりがつきました。すると、こどもたちがテーブルの上に足をのせているのが見えて、わたしたちはおかしくてたまりませんでした。あかりと、クリスマスのケーキ、ゼリー、タルトのおかげで、こわいおばけの話はどこかへ行ってしまいました。みんなの心からこわい気もちはなくなり、元気になりました。そして、おとなりさんのことや、その日のできごとについておしゃべりをはじめました。さいごに、クリスマスのあたたかいおかゆと、やいたお肉が出てきました。みんな、食べもののことを考えはじめました。わたしたちは早めに集まりをおわりにして、「メリークリスマス!」と言い合ってわかれました。しかし、わたしはその夜、なんだかおちつかずにねむれませんでした。こわい話のせいか、たくさん食べた夜ごはんのせいか、それともわたしの元気がなかったせいか、わかりません。たぶん、ぜんぶのせいだったのでしょう。わたしはベッドの中で、あっちへごろごろ、こっちへごろごろしました。そして一ばんじゅう、ブラウニーというようせいや、ようせいたち、おばけたちが出てくるゆめを見ました。とうとう、わたしは空をとんで、教会へむかいました。耳のそばでは、そりのすずがたのしそうになっていました。教会にはあかりがついていました。中に入ってみると、それはたににあるわたしたちの教会でした。[Page 30]そこには、あかいぼうしをかぶった村の人たちや、せいふくをきたへいたいさん、しろいずきんをかぶったほっぺのあかい村の女の人たちしかいませんでした。だんの上には、ぼくしさまがいました。それは、わたしが小さいころになくなった、おじいさんでした。ところが、おじいさんがお話のまん中で、とつぜんくるりとちゅうがえりをしたのです。おじいさんは、村でいちばん身がるな人としてゆうめいでした。ちゅうがえりをして、教会のまん中にちゃくちしました。きていた白いふくはあっちへ、えりはこっちへとんでいきました。「ぼくしはあそこにねころがって、わしはここだ」と、おじいさんはいつものちょうしで言いました。「さあ、みんなで春のおどりをしようじゃないか!」そのしゅんかん、教会にいた人たちはみんな、いっせいに元気よくおどりはじめました。せの高い大きな村の人がわたしのほうへやって来て、かたをつかんで言いました。「ぼうや、きみもいっしょにおどるんだよ!」

そのとき、わたしは目をさました。だれかがわたしの肩をひっぱっていました。わたしは、ゆめの中で見たのとおなじのうふが、わたしの顔をのぞきこんでいるのを見て、びっくりしました。その人は、赤いぼうしを耳まで深くかぶっていて、大きなけがわのコートをうでにかけ、大きな目でじっとわたしを見ていました。

「きみはゆめを見ているんだね」と、その人は言いました。「おでこには、おおきなあせのつぶがいっぱいだよ。クマさんが冬ごもりするみたいに、ぐっすりねむっていたね!かみさまのへいわと、たのしいクリスマスをきみに![Page 31]たににいるきみのお父さんや、みんなからのあいさつだよ。これはお父さんからの手紙だ。馬が庭で待っているよ」

「まあ、なんてことだ! トールじゃないか!」わたしは、とてもうれしくてさけびました。ほんとうに、お父さんのところで働く人、ノルウェーのりっぱなのうふでした。「いったいどうやって、もうここに来たんだい?」

Picture of Thor leaning over the bed

「ああ!それはすぐに話せますよ」と、トールは答えました。「わたしは、あなたのお気に入りの、あかい毛のメス馬と来ました。お父さんをネスまでつれていかなければならなくて、そのときお父さんがわたしに言いました。『トール』と。『ここから町までは、そんなに遠くない。あのあかい毛のメス馬にのって、しょういさまが元気にしているか見に行ってくれ。もし元気で、いっしょに帰れるなら、連れて帰ってきてくれ』と、お父さんは言ったんですよ」

町を出たときには、もう昼間でした。道はとてもきれいで、走りやすかったです。あかい毛のメス馬は、じょうずな足をのばして、[Page 32]やっと、なつかしい家が見えるところまで来ました。トールはそりからとびおりて、門のとびらをあけました。わたしたちが楽しそうに門をくぐってすすむと、ローバーという年をとった犬が、大きな声でむかえてくれました。わたしが話す声を聞いて、とてもうれしくなって、くさりをこわしそうなくらい、わたしにとびかかろうとしていました。

その年にすごしたクリスマスは、それまでにも、それからあとにも、思い出せないくらい、すばらしいものでした。

おしまい。

かきうつした人からのお知らせ

会話のまわりのてんやまるなどのきごうは、正しく直しました。そのほかのてんやまるなどのきごうや、文字のつづりは、もとの本のとおりにしています。

さしえのいくつかは、もとのばしょから、だんらくのあいだにうつしました。えにかかれているばめんのすぐそばに、おけるように、がんばりました。

みぎがわにあるページばんごうは、ほんのページのしろくろのえにつながっています。もとのほんには、おおきなえのあとに、なにもかいていないページがあります。えのファイルのサイズをちいさくするために、なにもかいていないページも、おおきなカラーのえのしろくろのコピーも、ここにはいれていません。

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